2013年02月23日

中央公園2月のまとめ

アッという間に2月最後の調査です。
そこで、今冬の生息状況をまとめてみました。

2009年から4年間の月ごとの記録種数を下図にまとめました。
今年の冬は例年より記録種数が多いことがわかります。
今冬はヤマガラ、ヒガラ、キクイタダキ、ルリビタキが越冬しているためです。

種数13年2月.gif
(ひと月ごとの記録種数 4月から3月が1年。黄緑が2012年度)

冬鳥の越冬状況
下図は昨年個体数が少なかったシメとツグミの10日ごとの最多個体数です。
10月上旬から3月下旬までを表示しています。
今期のシメは秋口は例年より多かったものの(今冬は黄緑)、11月以降では2010年(ピンク)とほぼ同じでした。

シメ1302.gif
(シメの10日ごとの最多個体数の推移)

ツグミでは、秋口は多かったものの1月は昨年と同様でした(2012年冬は黄緑)。
しかし、2月にはいると昨年(赤)より少なめのようです。
なお、2010年(ピンク)は例年より多い傾向にありました。

ツグミ1302.gif
(ツグミの10日ごとの最多個体数の推移)

一方、ツグミと同じような採食形態のシロハラも下図にまとめてみました。
今冬(黄緑)のシロハラは、全体的に個体数が多いことが見てとれます。

shirohara_1302.gif
(シロハラの10日ごとの最多個体数の推移)

以上のことから、今冬の中央公園ではシメは例年なみで、ツグミは少なめ。
シロハラはやや多く越冬していることがわかりました。
近縁なシロハラとツグミでは生息状況が違っているらしいこともわかりました。
こうした傾向がこの場所だけなのか、それとも宇都宮全体の傾向なのか興味深いです。

来月が終わるとこの調査も10年が経過します。
この公園を利用する鳥たちの変動がだいぶ見えてきました。
機会があればきちんとまとめてみたいと思います。

今朝の参加者4名 記録種数25種 記録個体数151羽
次回は3月2日7時からです。担当:平野


posted by バードリサーチ at 15:04| みにクル報告(宇都宮) | 更新情報をチェックする
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