2011年11月21日

ICレコーダの防寒試験

森の鳥のモニタリングのため,全国の森にICレコーダを設置していますが,北海道に設置したレコーダの電池が,おそらく低温のために,すぐ消耗してしまっていました。そこで,レコーダのケースにより,低温の影響を緩和できないかと,冷蔵庫と冷凍庫で防寒試験をしてみました。
レコーダのケースとして,今まで使っていたプラスチックケースと新ケースの候補としてポットを使用して,その中の温度がどのように変わるか記録してみました。

タ験風景.jpg


冷蔵庫と冷凍庫を移し変えることで,日中と夜間の温度変化を表現してみたのですが,プラスチックケースはほぼ外気温と同じような温度変化を示すのに対し,ポットはさすがに保温性があり,プラケースと比べ温度変化が小さいのがわかります。さらに,ICレコーダが動作すると,ICレコーダからの発熱があり,プラケースは放熱してしまい,その発熱はケース内の温度に反映されないのに対し,ポットだとかなりケース内の温度上昇に貢献するのがわかります。

temp.png

この実験からポットが効果的そうだということが見えてきました。この冬,ポットケースを使って北海道や東北などいくつかの地域で,実際に野外実験行なって見たいと思います。実験結果は,またご報告します。


posted by バードリサーチ at 14:47| 活動報告 | 更新情報をチェックする
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