2011年08月24日

シジュウカラのつがいの入れ替わり(青木秀武さんより)

青木秀武さんから東京都清瀬市郊外でのシジュウカラの親の交代についての観察記録をいただきました。

青木さんの観察によると
2011年は
4月中旬 シジュウカラ(A♂,A♀)が巣箱に巣材を運び出した
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5月13〜15日 合計8羽のヒナが孵化した
5月18日 この巣で繁殖していた個体とは違う個体(B♀:足環がついていることで確認)が現れ,巣箱に巣材を運びだした。
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5月19日 B♀産卵を開始。その後,計6卵を産卵した。Aつがいもヒナへの給餌を継続,
5月20日 Bつがいもヒナに給餌をするようになり,両つがいでの子育てが始まる。Aつがいの給餌は徐々に減少
5月26日 Aつがいによる給餌がなくなり,Bつがいだけが給餌するようになる
5月28日 B♀消える。B♂だけが給餌
5月30日 ヒナは無事巣立ち。巣内にはBつがいの卵6個が残される。
siju3.jpg


以上のようにAつがいのヒナをBつがいが育てて巣立たせたことになります。これまでも,おそらくヒナの乞餌に対して条件反射的に給餌してしまったのだろうと思われる他種の雛に給餌した事例がいくつも報告されています。それと同様にAつがいの巣を乗っ取ろうとしたBつがいが条件反射的に給餌をしてしまい,このようなことになったのではないかと思われます。ただAつがいがなぜ,Bつがいの侵入を拒絶せず,また,なぜ途中でいなくなってしまったのかは不明です。


posted by バードリサーチ at 15:15| 巣箱カメラ | 更新情報をチェックする
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