2012年10月27日

10月27日調査報告

今朝は生憎の曇り空。風もやや強め。
それでも上空からいろいろな鳥の鳴き声がしてきます。
シメの群れの合間にアオジやビンズイ、カシラダカが通過していきました。
集合場所のユリノキにツグミが1羽入り、時おりケケーと鳴いています。

公園の植え込みには今朝もカラ類が群れていました。
イチイの低木の並木でヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラが採食中。
散策中の人間など眼中にないのでしょうか。
手を伸ばせば触れそうな距離で何かを突いていました。

とゴジュウカラの声。
イチイの低木にゴジュウカラの姿を見つけました。
ただ、その後ユリノキへ移動したのか声はすれども姿は見えず。
皆さんちょっとガッカリの様子でした。

それにしても今秋はシメやヤマガラ、ヒガラが多い年です。
下図はこの公園での2009年以降の9月から翌2月までのシメの記録状況をまとめたものです。
個体数は10日ごとの最多個体数です。

シメ2012_10.gif
(2009年以降のシメの10日ごとの最多個体数の比較 黄緑が2012年)

2009年以降の3年間と比較すると今秋は9月上旬に初認したあと10月上旬から記録されています。
しかも10月までの個体数も例年より多いことがわかります。
個体数の多かった2009年冬でさえ秋期の個体数は今年より著しく少なかったのです。

また、下図は今秋のヤマガラとヒガラの最多個体数を10日ごとに表しています。
両種ともこの公園では時おり少数が越冬します。
しかし、下の図から今秋は多いことがわかります。

ヤマガラ2012_10.gif
(ヤマガラ(ピンク)とヒガラ(青)の2012年8月からの10日ごとの個体数)

ヤマガラは8月下旬に初認のあと連続して記録されています。
個体数も最高7羽です。
さすが10月下旬になると4羽とやや落ち着いてきたようです。

ヤマガラ121027_1811.jpg
(植え込みのヤマガラ 撮影:Oさん)

ヒガラの初認自体は特に早いということはないようです。
しかし、ここに来て個体数が増加してきました。
今朝は8羽を記録しました。

今朝は、鳥ばかりでなく木の実のなり具合にも注意してみてみました。
公園に多く植栽されているカエデもケヤキもほとんど実が付いていません。
ニレの木は実が付いているものの過度の枝打ちで全体的に少なめです。
木の実の多かった昨年と比べると雲泥の差です。

とするとせっかくシメが多く飛来しても越冬個体は少ないかもしれません。
ヒガラやヤマガラはどうなのでしょう。
ふと不安が頭を過ぎりました。

今朝の参加者6名 記録種数30種 記録個体数207羽
次回は11月3日6時45分からです。担当:平野
posted by バードリサーチ at 11:59| みにクル報告(宇都宮) | 更新情報をチェックする

2012年10月20日

10月20日中央公園調査報告

今朝は抜けるような青空。
集合場所の上空をシメやカシラダカの群れが鳴きながら通過していきます。
時おり、ビンズイの声も。

昭和大池のカルガモも多くなっていました。
Tさんのカウントで169羽。
今秋の最多個体数です。
さらに、2009年冬以来の記録です。

今朝は中にマガモ6羽も混ざっていました。
オスはまだ換羽途中でした。

鬱蒼と茂る日本庭園。
Oさんが目ざとく小鳥を見つけました。
ヒタキのメスですが逆光でよく分かりません。
と頭上でメジロとヒガラの騒ぐ声。
全員の注意は彼らに。
その間にヒタキを見失ってしまいました。
キビタキ?それとも…。

ヒガラとシジュウカラの群れは庭園のナツメの木で採食中。
ヒガラ5羽、シジュウカラ5羽、ヤマガラ1羽、メジロ6羽。
間近での観察です。
今日は開始地点付近も加えるとヒガラ7羽、ヤマガラ5羽を記録しました。
ヒガラは、調査開始以来の最多個体数を記録しました。

ヒガラ121020.jpg
(今朝のヒガラ Oさん撮影)

今回も大形ツグミの鳴き声がしてきました。
前回のマミチャジナイの例があるので、皆探すのも真剣です。
声はすれども姿は見えず。
神経衰弱になりそうです。
諦めかけたとき、ミズナラの葉陰にシロハラを発見。
今秋の初認です。

さらに上空からツグミとマヒワの鳴き声。
ジョウビタキの姿もちらり。

今日でほぼ冬鳥たちが揃いました。
常連でまだ記録がないのはアオジだけです。
来週にはアオジも見られることでしょう。

今日は冬鳥たちの鳴き声に大忙しでした。
お蔭で今朝の記録種は30種、個体数も360羽を数えました。
その大部分はカルガモとヒヨドリです。

今回の参加者は5名です。
次回は10月27日6時30分からです。
もう10月最後の調査です。担当:平野
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2012年10月17日

Field Guide to Raptors of Asia

標記の本,執筆や編集のお手伝いしたということでいただきました。

アジアの猛禽の本としては最初のものかな? 最近の猛禽の飛行写真はきれいですね。

まだ販売してませんが,年末に販売されるそうです。1500円を予定とのこと。お楽しみに。

fieldguide_s.jpg
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