2012年08月25日

中央公園8月25日調査報告

今日も朝からピーカン。
それでも朝夕は少し涼しく感じられるようになりました。
鳥たちの動きも少し慌ただしくなってきたようです。
集合場所ではヤマガラが1羽足早に通過していきました。

セミの季節もピークを過ぎたのかアブラゼミが少なく感じられました。
そのせいか、ハシブトガラスの数もやや減少していました。
偶然にも昨年の同時期と同じ38羽でした。

沈床池や昭和大池のカルガモたちも換羽の真最中です。
初列風切が抜け落ちた個体が目に付きました。
今年は換羽の時期が少し早いのでは?
しかし、昨年の記録を見返すとやはりこの時期でした。
人の記憶も当てにならないものです。

karugamo_120825.jpg
(換羽中のカルガモ Oさん撮影)

ところで、今年は公園にムクドリやシジュウカラが多く見られます。
ムクドリは芝生や植え込みの地上で動き回っていました。
下の図は2009年から12年までの4月から9月の平均個体数の推移です。
今年(グリーン)はいつもの年より多いことがわかります。

ムクドリ1208.gif
(4月から9月までの4年間のムクドリの個体数の比較)

今朝のシジュウカラは少なくとも9羽が記録されました。
そのほとんどは若鳥です。
下図は2009年以降の4年間の4月からの平均個体数の比較です。
やはり今年(グリーン)は多いことがわかります。

シジュウカラ1208.gif
(4月から翌3月までのシジュウカラの個体数の比較)

ムクドリやシジュウカラの様子は他の公園でも見られています。
今年は繁殖成績が良かったのでしょうか。
それとも偶然なのでしょうか。
少し気になります。

5月から私たちを楽しませてくれたササゴイ。
今日は大池で若鳥1羽のみの観察でした。
営巣場所にも姿はありませんでした。
もう、公園から移動したようです。

来年は何つがい繁殖するのでしょうか。
今から楽しみです。

今日の参加者:4名 記録種数:15種 記録個体数:165羽
次回は9月1日朝6時からです。担当:平野
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雄雌調査,子雀集計:高橋くんのインターン終了

岩手大学から来ていた高橋くんの2週間のインターン期間が終了しました。
この期間,雄雌調査と子雀ウォッチのデータ整理と集計をしてもらいました。

まず,雄雌調査の調査実施地点の周囲の環境を国土数値情報の土地利用細分メッシュデータ(100mメッシュ)から集計してもらいました。
ホームページでも既に紹介しているように,種による利用環境の違いがあるのですが,さらに地域による違いがある可能性も見えてきました。
東日本の日本海側,太平洋側,西日本の3地域に分けてみると,ジョウビタキ,モズ共に記録された場所の周囲の環境は,東日本の日本海側では森林の割合が高くなっていました。ただこの地域のデータは少なく,また,記録も一部の地域に集中しているため,この地域の生息環境の特性を示しているのかどうかわかりません。
東日本の太平洋側と西日本は,ジョウビタキでは似たような環境比率を示していました。それに対して,モズでは,西日本での市街地率が低くなっていました。西日本では市街地の多い場所で東日本と比べてモズが少ないといった環境利用の地域差があることを示しているのかもしれません。

osumesu.png

ジョウビタキとモズが記録された場所の周囲の環境


子雀ウォッチについては,巣立ち雛数の季節変化,年変化を集計してもらいました。ばらつきは大きいのですが,ヒナ数は5月が最も多く,徐々に減少する傾向がみられました。また,年別にヒナ数を比較した結果,2012年のヒナ数がやや多いことが示されました。

sudachi-kisetsu.png 雛数と季節との関係

sudachi-nen.png 雛数と年との関係



ほかにも「鳴き声図鑑」のページ高速化のためのタグの書き直しなどしてもらいました。これからの彼の活動に多少でもプラスになればよいのですが。

最後に,お疲れ様会をしました。
酔っ払ってくると,どうしてもバカな会話になります。高橋くんだいぶ呆れていたみたいです。でもこんな人たちでもちゃんと暮らしていけると知り,自信をつけて帰ってもらえたのではないかと思います。

CIMG1216.JPG
posted by バードリサーチ at 10:08| 活動報告 | 更新情報をチェックする

2012年08月18日

中央公園8月18日調査報告

公園に着くとポツポツと雨粒が落ちてきました。
集合時間になると傘が必要なほどに。

心なしかハシブトガラスの鳴き声が少ないようです。
今夏はもう減少したのでしょうか。
そこで、3コースに分かれて同時にハシブトガラスをカウントしてみました。

昭和大池で合流し数を合わせると52羽。
やはり、それなりにいました。
セミの数もまだまだ多くいるようです。
1羽のカラスが木立に飛び込むと4、5匹のアブラゼミが飛び立ちました。

今朝、目に付いたのはシジュウカラです。
4か所で合計8羽を記録しました。
そのうち日本庭園の若鳥3羽のなかにセンダイムシクイが1羽混ざっていました。
もう山から降りてきたようです。
この時期、この公園では3年ぶりの記録です。

博物館の屋上に久しぶりにセグロセキレイの姿がありました。
さらに池では灰色の若鳥が囀っていました。
冬の縄張りを構えるために戻ってきたのでしょうか。

沈床池ではすっかり大きくなったカルガモのヒナたち。
わずかに初列風切が短いことで区別できました。
芝生で雑草の種子を食べていました。

そして、ササゴイです。
巣のあたりを探しても見つかりません。
しばらくしてTさんが木の枝にとまる2羽を見つけてくれました。

観察していると親鳥が飛来して餌を与えていました。
もうそろそろ孵化してひと月になります。
公園を後にするのももうすぐです。
今日がササゴイの見納めかもしれません。

セミとハシブトガラスの鳴き声越しの調査。
しかも生憎の空模様でした。
そのわりには多くの鳥を観察できました。

参加者4名 記録種18種 記録個体数216羽
次回は8月25日午前6時からです。担当:平野
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