だいたいこれで表現できているのですが,種数は鳴いているけど,活度は落ちているような時もあります。
そこで,鳴き声の音圧でそれを表現できないか,解析してみました。
10分おきに10秒間の小鳥のさえずりの中心的な周波数帯である2.5〜5kHzの音の平均音圧を求め,その変化を見てみました。

4時半過ぎにルリビタキがさえずりはじめ,次々にほかの鳥が加わり,5時10分過ぎからは不活発になってくるというところはうまく音圧で表現されていました。しかし,鳥のさえずりはさらに不活発になってきているのに,その後音圧は上がって行きました。
風がだんだん強くなってきていて,マイクに風邪があたっているような時は音圧は測らないようにしたものの,葉のざわめきなどで音圧が高くなってしまっているようです。
ということで,ノイズがない時なら音圧でさえずりの活発さを測れそうですが,風などの雑音があるので,そう簡単にはいかなそうだということもわかりました。
なかなか難しいですね。もうちょっと考えてみます。