2012年02月25日

中央公園2011冬のまとめ

今朝はみぞれの降る生憎の天気。
2月最後の調査でしたが止む無く中止です。
悪天候を予想し、昨日(24日)代替調査をしました。
昨日の調査では早くもエナガが巣材を運んでいました。
本格的な春ももうすぐです。

さて、以下に今冬の結果を振り返ってみました。

2月は、4回の調査で28種を記録しました。
種数では12月からほぼ横ばいで、昨冬とほぼ同じ傾向です。

種数12年2月.gif
(3年間の一月ごとの記録種数の変動 赤が2011年度 4月から3月が1年)

主要な種の3冬の記録状況を比較してみました。
カルガモ
今冬は過去2年に比べ少なく推移しました。
2月は毎年昭和大池の清掃の時期です。
面白いことに2月では過去2年とほぼ同じでした。
おそらく、日本庭園や沈床池などの池の収容数が関係しているのでしょう。


カルガモ12年2月.gif  シジュウカラ12年2月.gif
(カルガモとシジュウカラの月ごとの平均個体数の推移 左カルガモ、右シジュウカラ 赤が2011年度 以下同じ)

シジュウカラ
今秋は2009年とほぼ同じ推移をしていました。
しかし、12月以降は2009年と比べるとやや多く記録されました。

カワラヒワ
今冬は、12月中旬のピーク後も2月まで多く記録されました。
2009年や2010年と比較すると大分異なった季節変動です。
ピークが遅かったのは北の地からの飛来が少なかったためかもしれません。
また、アキニレやケヤキの実が当たり年だったために遅くまで居ついていたと思われます。

カワラヒワ12年2月.gif
(カワラヒワの10月中旬から3月の10日ごとの平均個体数の推移)

一方、ツグミ、シメは過去2年より著しく少ない冬でした。
ツグミ
記録数は一時的に増えるものの、長続きしません。
この場所から西に約?の丘陵地では2月以降20〜30羽の群れが記録されています。
とすると、飛来数の少なさだけでなく、公園の食物資源が少ないのかもしれません。

ツグミ12年2月.gif  シメ12年2月.gif
(ツグミとシメの今冬の10日ごとの平均個体数の推移 左ツグミ、右シメ)

シメ
1月以降毎回記録されているもののせいぜい1、2羽です。
こちらは、公園に食物となるカエデの実が豊富にあります。
北の地からの飛来数自体が少ないのでしょう。

嬉しいことに、今冬はアトリが居ついてくれました。
2008年冬期に比べると少ないものの、ケヤキの実を啄ばむ姿が毎回観察されました。

一方、昨年、愛らしい姿を楽しませてくれたマヒワはまったく記録されませんでした。
今冬は、鳥たちの生息状況の年による変動の大きさを改めて目の当たりにしました。
全国的な様子がどうなのか、バードリサーチの冬鳥ウォッチやベランダバードウォッチの結果が楽しみです。
posted by バードリサーチ at 14:36| みにクル報告(宇都宮) | 更新情報をチェックする

2012年02月18日

中央公園2月18日調査報告

薄っすらと雪化粧の公園。
朝日が射している割には、鳥たちの声も少なく静かな朝です。

keshiki_120218.JPG
(雪化粧の芝生)

駐車場のニレの木にはカワラヒワの一群が採食中。
今冬はカワラヒワが少ないためかまだたくさんの実が残っています。
そのため、例年よりニレの木で採食する姿を見かけます。

kawarahiwa120218.jpg
(ニレの実を食べるカワラヒワ 撮影:Oさん)

干上がった大池にはセキレイ類もツグミもいません。
清掃は3月はじめまで続きそうです。

カシの木の茂る樹林部でカラ類のかすかな声。
声の主は、エナガのいつもの群れ6羽です。
コゲラやシジュウカラ、メジロも加わっています。
しかし、あまり鳴きません。

と、近くから大きな羽音とともにカルガモの群れが飛び立ちました。
彼らは植え込みの地上で採食していたようです。
日本庭園の池にカルガモが少なかった理由がわかりました。
しかし、一体何を食べていたのでしょうか。
カシのドングリでしょうか。

広場の芝生ではセグロセキレイが地上を歩きながら声高らかに囀っていました。
冬の短い囀りではなく、繁殖期の長い囀りです。
彼もあと数週間で繁殖に入ることでしょう。

ケヤキの枝から枯葉がヒラヒラ落ちてきます。
みるとアトリの群れが黙々と実を食べていました。
14羽。1羽増えました。
高い枝の実が少なくなったのか、今朝は低い枝に群れていました。

zyoubitaki120218.jpg
(地上に降りるジョウビタキの雄 撮影:Oさん)

近くの植え込みではアオジとジョウビタキ、シロハラの姿が。
博物館の屋上には尾の無いハシボソガラス。

静かな朝でしたが、常連組みは健在でした。

今朝の参加者:3名 記録種数:24種、記録個体数:187羽
次回は2月25日、午前7時からです。担当:平野
posted by バードリサーチ at 12:01| みにクル報告(宇都宮) | 更新情報をチェックする

クロツラヘラサギシンポジウム(3/10)

3月10日 13:00〜16:00
あいらクリーンセンター2F
鹿児島県姶良市加治木町木田5348-26


■第一部  クロツラヘラサギをとりまく現状について
「クロツラヘラサギの生態」 NPO法人バードリサーチ 守屋年史氏
「日本の生息状況と報告」  日本クロツラヘラサギネットワーク 松本悟氏
                日本クロツラヘラサギネットワーク 宮野啓子氏
「営巣地での子育てと周辺環境」  韓国クロツラヘラサギ研究者 Dr.Lee Ki-sup

■第二部  越冬地としての湾奥湿地のあり方
コーディネーター  NPO法人くすの木自然館専務理事 浜本奈鼓氏
パネラー     錦江湾奥湿地クロツラヘラサギ保全協議会事務局 立山芳輝氏
         日本クロツラヘラサギネットワーク事務局 松本悟氏
         NPO法人バードリサーチ研究員 守屋年史氏

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posted by バードリサーチ at 10:26| イベント情報 | 更新情報をチェックする
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