2012年01月13日

秩父の鳥の日周行動(植田)

先日の秩父の調査の折,鳥の記録頻度の日周行動の調査もしてみました。
日向になっている秩父鉄塔の下の林道沿い,日陰になっている林道の終点付近の定点で,7時,9時,11時,13時,15時に10分間の調査をしました。2分刻みで0-2分,2-4分・・・と5区間に分けて,何がいたかを記録しています

15時の調査時は雪が降り始めていたので,時刻による影響よりも天候の影響が強いと思いますので,15時はちょっと無視して図をみてください。

15時を除き,種数の傾向を見ると,日向の調査地は,朝の時間帯がやや多かったものの,あまり1日をとおして変化がないことがわかります。反面日陰は朝は少ないのがわかります。

次は種ののべ記録数です。合計羽数で示すと,アトリの群れが飛んできたりすると,それに大きく影響されてしまうので,たとえアトリが60羽いても1として,2分間ごとにいた種ののべの数を積算してみました。たとえばヒガラが10分間ずっといたら5,コガラが4分いたら,2などと積算したものです。
これを見ても日向は9時が多かったものの,日中通して出現頻度はそれほど変わらないことがわかります。日陰は朝が少なく,11時が多かったものの午後に記録が減るといった傾向は見られませんでした。

現在のところ,
・日陰は朝は鳥が少なそう
・繁殖期と違って,午後になってもそれほど記録率が落ちることはなさそう

というところまでは見えてきました。今月下旬に行く2度目の調査でもこのあたりを再検証してこようと思います。


日向日影.gif


posted by バードリサーチ at 20:11| 活動報告 | 更新情報をチェックする
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