それでも鳥たちは元気に活動していました。
調査開始直後、エナガの群れに遭遇。
鳴き交わしながら忙しげに動き回っています。
6羽の群れです。
コゲラ2羽とシジュウカラ1羽も混ざっていました。
今朝は幸先の良いスタートです。
広場のケヤキには今朝もアトリが採食していました。
11羽?
しかし、Oさんは13羽と主張。
皆で数え直しです。
高い樹冠の中で採食するため、なかなか数をかぞえられません。
さらに、周りからシメやカワラヒワ、アオジ、カワセミの鳴き声が聞こえてきます。
気になって集中できません。
その後やや低いカエデに移ったところをかぞえると13羽でした。
Oさんが正解。
ここでは、カエデの実を食べていました。
カエデの実を食べるアトリを見るのは始めてです。
調査コース終盤。
久しぶりにオナガの群れが出現。
南から、次々に飛来。
その数、少なくとも27羽でした。
中に2羽、尾のない個体がいました。
何かに襲われたのでしょうか。

(尾のないオナガ 撮影:Oさん)
よく見ると少し新しい尾羽が伸びかかっていました。
尾のないオナガの飛ぶ姿は少しユーモラスです。
面白いのでOさんに撮影してもらいました。
オナガの出現もあり、久しぶりに賑やかな調査になりました。
さて、今日は1月最後の調査です。
そこで、この一月を振り返ってみました。
今日の記録種数は24種。
1月の4回の調査では合計27種でした。
過去2年よりやや少なめです。

(一月の記録種数の変動 4月から3月が1年。赤が2011年度)
ここにきてシメやツグミも記録されるようになりましたが、個体数は増えません。
カルガモも例年より個体数が少ないままです。

(カルガモの一月ごとの平均個体数の推移 赤が2011年度)


シメ(左)とツグミ(右)の10月から10日ごとの個体数の推移 赤が2011年度
来月には大池の清掃が始まるため、カルガモはさらに減ることが予想されます。
シメやツグミもこのまま少ないままなのでしょうか。
来月どうなるか楽しみです。
本日の参加者:4名 記録個体数:218羽
次回は2月4日(土)朝7時からです。担当(平野)