レコーダのケースとして,今まで使っていたプラスチックケースと新ケースの候補としてポットを使用して,その中の温度がどのように変わるか記録してみました。

冷蔵庫と冷凍庫を移し変えることで,日中と夜間の温度変化を表現してみたのですが,プラスチックケースはほぼ外気温と同じような温度変化を示すのに対し,ポットはさすがに保温性があり,プラケースと比べ温度変化が小さいのがわかります。さらに,ICレコーダが動作すると,ICレコーダからの発熱があり,プラケースは放熱してしまい,その発熱はケース内の温度に反映されないのに対し,ポットだとかなりケース内の温度上昇に貢献するのがわかります。

この実験からポットが効果的そうだということが見えてきました。この冬,ポットケースを使って北海道や東北などいくつかの地域で,実際に野外実験行なって見たいと思います。実験結果は,またご報告します。