穏やかな晴天です。
ユリノキの並木は先週よりもさらに黄色に染まっていました。
集合場所ではシジュウカラやメジロの声がしていました。
新たな鳥との出会いの予感が…。
(黄色く色づいたユリノキの並木)
小鳥たちの声に混じって大型ツグミの声。
近くの植え込みの上から聞こえるものの、姿がみえません。
しばらくして1羽がケヤキの枝にとまりました。
アカハラでした。
直ぐにまた樹冠の陰へ飛び去り、鳴き声だけに。

(ケヤキの枝にとまるアカハラ 撮影:Oさん)
今回は、アオジも樹冠付近で鳴くだけで、地上へ降りてきません。
アカハラもアオジも渡りの途中の小休止でしょうか。
首が痛く、ストレスが溜まるだけでした。
大池のカルガモは全部で64羽。
今回も数が増えません。
アヒルが死んでしまったため、給餌をしなくなったためでしょうか。
それとも狩猟が始まってから増えるのでしょうか。
動向が気になります。
今朝は、シジュウカラやメジロがケヤキの高い枝を移動していました。
彼らを観察していると枝に大きな鳥の影が。
キジバトがひっそりとケヤキの実を食べていました。
今秋はケヤキの実の当たり年です。
3年前の豊作の年にはアトリの群れが越冬しました。
でも、今年はアトリを期待できそうにありません。
シメさえも少ないようです。
やっと3羽が低く通過していきました。
例年だと、ヒガラやヤマガラ、キクイタダキが立ち寄る時期です。
今のところ、これらの種はまったく記録されていません。
近隣の調査地でも少ないようです。
今冬は冬鳥たちが少ない?
帰り際、ジョウビタキの雄がカシの木の上に出てきてくれました。
自分たちの存在をアピールするかのようです。

(カシの木で鳴くジョウビタキの雄 撮影:Oさん)
今日の参加者:4名 記録種数:24種 記録個体数:167羽
次回は11月12日6時45分からです。担当:平野