2011年10月30日

みにクル:10/29 モズ・ジョウビタキ雄雌調査(植田)

モズ13羽にジョウビタキが1羽。2日までに自転車でざっと下見をした時にはモズの高鳴きは不活発になっているし,ジョウビタキはまだ来ていないし,「まずい時期に日を設定してしまったかも・・・」とちょっと心配だったのですが,モズもよく見られたし,ジョウビタキも見ることができました。
観察できたモズ13羽の内訳は,雄10羽に雌1羽,不明2羽で,雄ばかり。このあたりは住宅地の中に河川敷や水田がわずかに残された場所なので,このモズにとって好適な場所を雄が占有してしまっているのでしょうか? それともこれから雌が入ってくるのでしょうか? 引き続き定期的に観察して変化を見ていきたいと思います。

本日の参加者はスタッフを除き9名。暑いくらいの良い天気でのんびり調査を楽しむことできました。こちらはモズとは反対に雄2羽に雌7羽で雌優占でした。

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2011年10月29日

中央公園10月29日調査報告

前回、前々回と雨続きだったのが、やっと快晴。
気がつけば公園の木々も大分色づき始めました。
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(色づき始めたユリノキの並木)

今朝の公園は渡り鳥たちのオンパレードです。
上空をカシラダカやアオジが鳴きながら通過していきます。
ヒバリやビンズイの声も聞こえてきます。

大池でカルガモを数えていると、ツグミの鳴き声。
目を向けると、反対側の木立からツグミが飛立って西へ。
さらに、しばらくすると、シロハラがばらばらと飛立っていきました。
その数7羽。

植え込みには地上で採食するアオジの姿がありました。
また、公園と民家の境付近からジョウビタキの鳴き声も聞こえてきました。

二手に分かれてアオジとジョウビタキを探すことに。
ジョウビタキは雄でした。
朝日に輝く美しい個体。
アオジは2羽を確認するものの、低木の中。
少し残念。
今秋の初物に、皆さん心躍らせていました。
そのせいか、Wさんの親父ギャグも絶好調。

hitaki_111029.jpg
(エゾビタキ? 撮影:Oさん)
一方、日本庭園のケヤキの天辺にヒタキが1羽。
距離があるため、定かではありませんが、エゾビタキのようです。
この場所では遅い記録です。
しばらく飛び回ったのち、南へ飛び去りました。

メジロやシジュウカラの鳴き交わす声も加わり、久しぶりに賑やかな調査でした。

結局、雨の日を除いた10月の5回の調査で合計33種を記録しました。
ほぼ例年通りです。
種数11年10月.gif
(一月の記録種数の月ごとの推移 赤が2011年度、4月から3月が1年、以下同じ)

ツグミやシロハラの飛来が早い印象でしたが、昨年とほぼ同じでした。
人間の記憶は当てにならないものです。

シジュウカラ11年10月.gif
(シジュウカラの一月あたりの平均個体数の推移)

シジュウカラの平均個体数も順調に増加してきました。
ただ、カルガモの個体数が少なめです。
今朝も57羽が記録されたに過ぎません。
10月の平均個体数も昨年や一昨年に比べ大分少ないことが分かります。
来月には例年並みに増加するのでしょうか。
気になります。
カルガモ11年10月.gif
(カルガモの一月あたりの平均個体数の推移)

今朝の参加者数:6名 記録種数:26種 記録個体数:160羽
次回は11月5日、6時45分からです。担当:平野
posted by バードリサーチ at 11:42| みにクル報告(宇都宮) | 更新情報をチェックする

2011年10月27日

シギ・チドリ交流会【守屋】

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モニタリングサイト1000のシギ・チドリ類調査交流会が仙台市で23日に行われました。
集会では、モニタリングサイト1000という事業の説明のほか、各調査サイトの紹介、震災によるシギ・チドリ類への生息環境への影響、水田の多い東北ということで湿地としての水田と大きく4つに分けて話題提供をおこなって頂きました。

先立ちまして、なかなか事業自体が一般に知られていないので、環境省の方と私でモニ1000とはなんぞやという話を毎回話しています。

次に蒲生干潟について蒲生を守る会の中嶋さん、鳥の海について仙台湾の水鳥を守る会の細谷さん、福島こおりやま周辺の水田を調査されている野鳥の会こおりやまの横田さんの3人の方に話をしていただき、蒲生干潟の地形変化を震災後から詳細に追っている地図や、鳥の海でのシギチの動態、バンディングの成果など、こおりやまでは水田が多くムナグロが渡ってくる話などして頂きました。各々いろんなテーマを持って活動されてるので、興味深かったです。

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午後からの震災関連では、被害の集中した南三陸から仙台湾までの干潟について、底生生物の観点から東北大学の鈴木先生に現地の調査結果を踏まえた話をしてもらいました。入口が狭く湾内が広い、たとえば鳥の海などでは湾奥で底生動物の被害が少なかったようです。そのような形で細切れに残った生物の供給地点を保全していく必要が、生態系の早期の回復に重要という内容でした。また、ラムサールネット日本の平泉さんから、震災における様々な影響をまとめて頂きました。多岐にわたりますね今回の震災の影響は。蒲生を守る会の佐場野さんからは蒲生干潟での鳥の動態の話題、なんと1971年からの膨大なデータを示して頂きました。エコロハスの鈴木さんからは、生物の保全を保ちつつそれを観光などの産業につなげるといった復興と多様性保全の両立が可能という話題をしてもらいました。

少し休憩をおいて、湿地としての水田というセッションでは、
なつみずたんぼという冬麦の畑を夏期に湛水するというシギ・チドリの生息場所を作る話。夏期湛水は雑草の除草効果も高く、生物の生息場所もできるので、農家との共存も可能で夢が膨らみます。また、本場ふゆみずたんぼの蕪栗沼からは、ほぼ一年ツルシギがいるという衝撃的な話があり。内陸の湿原には、まだまだフォローできていない場所があるなと感じました。

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翌日は蒲生干潟の見学。蒲生は砂洲が津波に流されましたが、だんだんと砂が戻ってきて、再び潟湖ができかかっていました。しかし、七北田川が河口閉塞し、潟湖内の塩分濃度が薄まり、生物相が変わってしましました。さらに先の台風の出水で潟湖の砂州の一部が切れて外海とつながり河口の位置が変わってしまいました。状況がめまぐるしく変わっているそうです。モニタリングの必要性を感じました。
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懇親会も含めて、いろいろな方といろいろ話をし最後は声が枯れてました。
人に合うというのは大事な事ですね。勉強になりました。
また、地元の皆様、大変お世話になりました。
posted by バードリサーチ at 14:22| 活動報告 | 更新情報をチェックする
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